コーティングチョコレートボンボン
準備するもの
道具:
- 容器
- ディッピングフォーク
- ペーパー
チョコレートをテンパリングし、容器に流し入れます。 容器をいっぱいに満たす量のチョコレートを入れてください。 テンパリングしたチョコレートが結晶化し過ぎたり濃くなりすぎたりしないよう、できるだけ長い時間適切な温度を保ってください。
大理石やコールドのプレートを使用する場合は、 チョコレートの温度が急激に下がらないように、布や断熱材をチョコレートの入った容器の下に敷いてください。 結晶化が急激に進むのを防ぐことができます。
室温がテンパリングしたチョコレートの温度に近いほど、完成度が上がります。 (バターのように、この原則にあてはまらないフィリングもあります。 ) 冷たすぎたり、水分が滴ったりすることのない、固形化した構造を持つフィリングを使用してください。
コーティングチョコレートボンボン
美しいコーティングに仕上げるには:
- 右利きの方の場合は、 左側にフィリング、真ん中にチョコレート容器、右側にボンボンを並べるペーパーを置きます。 左利きの方は、この逆の配置にセットしてください。
- チョコレートがフィリングの表面だけを薄く覆うよう、テンパリングしたチョコレートにフィリングを素早くディップします。
- ディッピングフォークで、フィリングの表面にチョコレートを付けます。
- ディッピングフォークで、チョコレートからボンボンを取り出します。 フォークをボンボンの奥行きの3分の2くらいの位置まで差し込みます。
- 上下に動かしながら、余分なチョコレートを振り落とします。 下に動かしたときに、容器内のチョコレートの表面に触れるようにしてください。 チョコレートの表面張力が余分なチョコレートを落としてくれます。
- 容器の端でフォークを拭きます。
- ボンボンの表面を上にしてペーパーの上に置きます。
- ボンボンからフォークを外します。
- フォークを完全に引き抜く直前に、ペーパーの上でボンボンを前方に少しだけスライドさせます。 こうすると、下だけが厚くなったり、「足」ができたりせず、コーティングの厚さを均一にすることができます。
濃厚なフィリングの場合は:
- フィリングの上面を下に向けて、テンパリングしたチョコレートにディップします。
- ディッピングフォークで回します。
- チョコレートからボンボンを取り出します。 フォークをボンボンの奥行きの3分の2くらいの位置まで差し込みます。
- 上下に動かしながら、余分なチョコレートを振り落とします。 下に動かしたときに、容器内のチョコレートの表面に触れるようにしてください。 チョコレートの表面張力が余分なチョコレートを落としてくれます。
- 容器の端でフォークを拭きます。
- ボンボンの表面を上にしてペーパーの上に置きます。
- ボンボンからフォークを外します。 フォークを完全に引き抜く直前に、ペーパーの上でボンボンを前方に少しだけスライドさせます。 こうすると、下だけが厚くなったり、「足」ができたりせず、コーティングの厚さを均一にすることができます。
冷ますときのコツ
マニュアルディップが終わったら すぐに冷蔵庫に入れず、室温に15分くらい置いて固めます。 急激に温度変化が進むと光沢感が失われ、チョコレートの繊細な層を壊すこともあります。 作業環境の気温が高い(20℃以上の)場合は、作業環境で数分固めた後、17℃の冷蔵庫に入れてください。